1話-3 「捨て変態と言われたら」
1話-3 「捨て変態と言われたら」
まいが友人・菊池に「捨て変態」と言われて、
ニヤけるシーン。
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木製の大きなテーブルを捨てようとするが、
家族の意見を聞いていないことを菊池に気づかされ、
捨てることをやめるまい。
真美「捨て魔っていうか、変態のレベルですね」
菊池「それだ!あんた、もはや捨て変態だ!」
まい「捨て変態......。いいね~」
ニヤけるまい。
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捨て変態と言われてうれしがるのは、
清察としては未熟な証拠。
その人の性格だから片付けられるということを認めてしまったら、
性格を変えないと片付けられないことになる。
清察はそうは言わない。
片付けは理解するからうまくできるようになる。
自分の目標を理解する。
自分の優先順位を理解する。
自分の生活や行動を理解する。
モノの使用頻度を理解する。
どの片付け方法が自分にとって適切か理解する。etc...
いくつもの理解を重ねて、段取りをして、
順番に、計画的に進めていく。
そうでない片付けは、
ただのモノの移動である。
だから片付けを1人でやることは難しい。
挫折しやすい。
依頼人のいくつもの理解を
お手伝いをする人が、
清察である。
性格というものがあるとすれば、
それは誰もが数日で変えにくいものである。
しかし、理解は誰にでもできる。
行動するかは別であるが。
もし、
捨てられる性格だから片付けがうまくいく、
と思っている人が
片付けを手伝うなら
片付けはうまくいかないだろう。
捨て変態と言われたら
自分のことを、
そして片付けのことを
知らない残念な人だと思う方が
自然である。
『わたしのウチには、なんにもない。』
(http://www4.nhk.or.jp/P3879/)
原作者 ゆるりまい
(Blog : http://nannimonaiblog.blogspot.jp/)
【出演者】
夏帆 : まい
近藤公園 : 夫・つとむ
朝加真由美 : 母・ふみ
江波杏子 : 祖母・はつ子
趣里 : まいの友人・菊池
大久保聡美 : まいの後輩・真美