そのかたづけに くぎづけ

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維持原則 「自分のモノの管理を徹底する」

維持原則 「自分のモノの管理を徹底する」




1人暮らしの人は

自分の部屋のすべてのモノを

管理することになるが、


同居人や家族がいる場合は、

まずは、

自分一人のモノの

整理・整頓、

自分の部屋の掃除をするだけに

とどめるということ




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つまり、

まずは自分のモノの管理が

できるまで、

他人のモノの片付けを

しないということ



居間や玄関、

廊下や洗面所、

台所やトイレ
など、

共有スペースにおいてある

家族の共有物に関しては、

自分のモノの管理ができてから、

片付けについて

考えるようにしよう



自分のモノの管理ができていないで

どうして共有物を管理できようか、

というのはきれいごとかもしれない。


日々、

複数人で生活しているため、

共有物の整理・整頓を

行わなければならないではないか、

と思うだろう。


共有物に関しては、

整理されていなくても、

今まで通りの管理の仕方のままでよい



急に自分の片付けのルールを

家族に押し付けると、

家族が困ったり、

勝手にモノを移動させてしまったがために

逆に探し物が増える事態につながり、

人間関係も崩しかねない。


他人のモノを扱うときは、

自分のモノの管理を徹底できている状態

かつ

他人と整理・整頓の仕方、

モノの居場所の共通認識が徹底できる状態

であることが、

片付けがうまく進むことにおいて、

大切である







家族の中に、

モノの片付けができない人がいるかもしれない。

片付けられない人を見ると、

怒りを覚えたり、注意したくなったりするかもしれない。


しかし、

そんなときは、

「はたして自分は、

 自分のモノの管理を

 徹底できているだろうか」


と冷静になって、

自問してみよう。


できていないなら、

できている状態にするだけだし、

できているなら、

できている状態を

片付けられていない人に

簡単に見せてあげよう



見せるだけでよい。

片付けられていないことを

責めたり、指導したりしないことだ。






社会の中に、

片付けられる人と

片付けられない人が

一緒にいることは当然のこと。


それは家族においても同じこと。


片付けられていない人がいてもよいではないか、

という認識を持つことだ。


この世界にいる人すべてが

ものごとを片付けられる人ならば、

いくつもの問題も

すぐに片付けられているだろうから、

無駄な政府などいらないはず。


しかし現状は、

片付けられていない人ばかり。


だからといって

片付けを押し付けないことだ。


片付けは、

片付けるやる気のある人がやることだから。




まずは自分のモノの管理を徹底しよう


日々変わっていく生活によって、

流動するモノたちを

見直すことは

片付けられている状態を維持する上で

欠かせないことである




片付けられていない人がいたら、

自分の片付けられている状態を

見せるだけでよい。

それで片付ける気を起せたなら、

あなたは他人に影響を与えられるほど

モノを片付けられているということだ。

その方が嬉しいことではないか。

こうなれればあなたも

片付けにおける「理想の教師」に

一歩近づいたと言えるだろう。



維持原則 「自分のモノの管理を徹底する」

 

 

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