片付け原則 「思い出品は最後に分類する」
片付け原則 「思い出品は最後に分類する」
モノ別に片付けていくことになるが、
例えば、「衣類」の場合、着ない・着れないけれど、思い入れのある服があったとしたら、
それは「衣類」ではなく、「思い出品」に分類する。
なぜなら、「思い出品」は、”ときめき”を格段に感じやすいからだ。
思い入れの強くないものと同等にあつかってしまうと、
”ときめき”の基準が混乱してしまうのだ。
一週間前に勝ったお気に入りの服と、10年前に大切な人からもらった記念の服とでは、
”ときめき”の度合がちがいすぎる。
”ときめき”の基準が混乱して、片付けが進まない状況を避けるため、
「思い出品」は後回しにする。
だから、本の「思い出品」、書類の「思い出品」、小物の「思い出品」というように、
他の分類からの寄せ集めになる。
片付けの醍醐味は思い出を振り返ることであるという人もいるだろうが、
ショートケーキのイチゴを最後に食べることを押し付けてしまうようなことになるが、
「思い出品」は最後なのだ。
衣類から始まり、”ときめき”判断力をつけ、”ときめき”の基準の安定ができてから、
臨む、いわばラスボスなのだ。
片付け原則 「思い出品は最後に分類する」