捨てられない理由 いつか使うのよタイプ
モノを捨てられない理由のタイプ(型)は3つに分けられる。
①現実逃避型(今は面倒なのタイプ)
②過去固執型(思い出の品なのタイプ)
③未来不安型(いつか使うのタイプ)
の3つである。
③未来不安型について説明しよう。
未來に対して不安を抱き過ぎて、今を犠牲にして、モノが捨てられない人は、最も厄介なタイプだ。
未來は現在の積み重ねであり、未来ではなく、現在を心地よい生活にする大切さが分かればよい。
「いつか使うから......。」この言葉を何度聞いたことか。
片付けを始めると、つい口癖になる人が多い。
何を根拠に行っているのか分からない。
未來のことなのに。
以前、いつかのために、取っておいて、助かった経験があるなら、分かるが、そんなモノは少ないし、いざそういう場面になった時でも、あるもので対処しようと試み、創造的に頭を使えばよいのだ。
そして、「いつか使うから......。」の「いつか」は来ない。
やってこない「いつか」のために備える必要はない。
それほど未来に不安になっても仕方がない。
未來は不安なもの。
未來は現在の積み重ねだ。
未來のために現在を煩雑にし、不安定なものにしていたら、未来も不安定なものになる。
現在を整理し、安定させておくことで、不安な未来に立ち向かうだ。
まずは、今を生きよう。
③未来不安型の人は、まず、予定の決まっていない「いつか」のためのモノ、例えば、スーパーの袋や割り箸、ホテルのシャンプーなどのストックは一度すべて捨ててしまおう。
「いつか」のためのモノが部屋にない状態で生活してみよう。
必ず生活できる。
どうしても置いておきたいモノがあるなら、いくつか残しておいてもよい。
現在を生きるモノの残し方をしよう。
それが片付けのやり方だ。