1話-2 「モノを分ける基準」
1話-2 「モノを分ける基準」
まいの友人・菊池がまいに
捨てる理由を問う場面。
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「なんでそんなに捨てるのか」という菊池の問いに対して、
「そこに不要なものがあるから」と答えるまい。
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清察との「モノを分ける基準」のちがいがはっきりしている場面である。
これではまいは清察にはなれない。
片付けコンサルタントにはなれないということだ。
自分以外の人、他人の片付けの手伝いはできないということ。
なぜなら、
要不要の基準で片付けていては、うまく片付けられないから。
人によって要不要の基準は違うから、
依頼人と自分の基準のギャップで
依頼人の理想の部屋を実現することが難しくなる。
まいの片付けは自己完結のものである。
片付けは自分でするものであり、
他人に合わせる必要がないから、
まいの片付け方法は
まいが心地よい生活が遅れている以上、
文句の言いようがない。
ただ、
まいが、その自己完結の片付け方法で
他人の片付けを手伝おうとするなら、
依頼人が心地よい生活を送ることは難しいだろう。
単なる参考にしかならない。
清察の「モノを分ける基準」は
「ときめき・使用の基準」である。
”ときめき”の基準は、「ときめく」か「ときめかない」。
”使用”の基準は、「使用」か「不使用」。
つまり、すべてのモノは4つに分けられる。
要不要の基準ではないのだ。
他人の心地よさを基準に判断する。
自分の基準を押し付けないということだ。
『わたしのウチには、なんにもない。』
(http://www4.nhk.or.jp/P3879/)
原作者 ゆるりまい
(Blog : http://nannimonaiblog.blogspot.jp/)
【出演者】
夏帆 : まい
近藤公園 : 夫・つとむ
朝加真由美 : 母・ふみ
江波杏子 : 祖母・はつ子
趣里 : まいの友人・菊池
大久保聡美 : まいの後輩・真美