維持原則 「維持できている状態を理解する」
維持原則 「維持できている状態を理解する」
維持できている状態とは
具体的に、
かつ自分なりに
どのような状態をいうのか
理解するということ。
僕なりの維持できている状態を
あいまいに言うと、
『維持できている状態とは、
①20分ですべて元通りにできる状態であり、
②片付けているという意識なしに、
気が付くと片付けてしまっている状態であり、
③無意識に異質なものを見分けることができる状態のことである。
(慣れであり、慣れを恐れ、
慣れを見直そうとする態度を持っている状態でもある。)』
この文章で分かりやすいと感じる人もいるだろう。
もう少し分かりやすく、
具体的に表現してほしいという人がいたとしたら、
次の文章を読んでほしい。
『維持できている状態とは、
①20分ですべてのモノをモノの定位置に戻すことができる状態であり、
②帰宅したら部屋のモノがモノの定位置にある状態であり、
③家を出るときにモノが元の場所になかったり、
新しく部屋に入ってきたモノが床や机の上に置いてあったりしたら、
不快に思う状態のことである。』
これは僕なりの、僕個人の維持できている状態である。
つまり、他人にとっての一つの例である。
「20分」が「30分」になる人もいるだろう。
「帰宅したら」が「就寝時」になる人もいるだろう。
4つ、5つとたくさんの条件を持つ人もいるだろう。
僕の中でも、
日々変化しうる定義である。
果たして、
維持原則を実践している人は、
できれば具体的に、
自分なりに、
維持できている状態とは
どのような状態かを
書き出して、まとめてみることができるだろうか。
書き出すということができれば、
それは
自己理解につながり、
自分の目安になり、
自分の成果である。
維持原則 「維持できている状態を理解する」