そのかたづけに くぎづけ

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Q&A 「片付けられない親に片付けてもらうためにはどうするのか」

Q&A 「片付けられない親に片付けてもらうためにはどうするのか」





「私は親と一緒に暮しているの。

 私は整理が得意で、家の中のモノを

 なんでも整理してしまうの。

 親は片付けられないし、もちろん捨てられない人。

 私が片付けると、それに対して怒ってしまうことがある。

 片付けてよ!、といっても効果はない。

 どうしたら親に片付けてもらえるようになるか教えて。」





他人の片付けについての質問、ありがとう


清察としては、

「『一緒に片づけようよ!』と親に伝えること」を勧める。



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効果がないということは

その方法は有効でない可能性が高い。



君の親自身も片付けられていない自分に

気が付いている
のだろう。

それなのに片付けられていないという

弱みを突っ込まれると

やる気をなくしてしまう。


片付けはやる気がある人がやること

片付ける気のない人に

片付けを押し付けてもうまくはいかない。


片付ける気のない人を

やる気にさせるかもしれない

言葉のスイッチ
がある。

それが

「一緒に片づけようよ!」である。


この一言だけをかけるだけで、

あとはじっと待ち、

しつこく追い詰めないことだ。


親でなくても、

自分の周りにいる兄弟姉妹、

知人友人に対しても同じである。


片付けに関わらず、

ものごとをする気力は、

自発的なもの、自分から思ったもの

であると、持続性が高い。



自然と片付ける気が出てくるまで、

じっと待とう



それが、

回り道のように見えて、

実はうまくいきやすい方法なのだ。



本人が、

「片付けようかな」「片付けようと思う」

「片付け手伝ってくれないか」


行って来たら、

頭の中では、

よしっ、と思いつつも、

本人が片付けやすいモノから、

ゆっくりと片付けを全力で手伝おう。



一緒に片付けてくれる人がいるだけで

片付けられる人が多い



一緒に片付けを手伝う時間を、

思いや価値観をやんわりと

話し合う時間にしてもいいだろう。



注意することは、

片付けを「手伝うこと」。


親であれ、誰であれ、

他人のものはゴミにしか見えない


だから、

片付けを手伝う人は、

自分の価値観は置いておいて、

片付ける本人の話に耳を傾け、

本人の価値観を探り、

本人の納得する形で片付けよう




これほど片付けは、

気を使うのかと思うかもしれないが、

子供のおもちゃの片付けのような

しつけの範囲を超えた片付けにおいては、

想像以上の体力、精神力、忍耐力、判断力......etcが

求められるのだ。



しかし、

おそれることはない。

片付けは誰もができること

モノには限界があるから。



片付けられない人には

「一緒に片づけようよ!」と

一声かけて、

本人の片付けるやる気が出てくるときを待ち、

やる気が出たら、

全力で片付けを手伝うようにしよう

 

 

 

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