そのかたづけに くぎづけ

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Q&A 「友人に部屋の片付けをしてもらっていいのか」

Q&A 「友人に部屋の片付けをしてもらっていいのか」



「私の家には、使っていないモノや壊れているモノがたくさんあって、

 玄関が特にぎゅうぎゅう。部屋の中も片付けられていない。
 
 私には片付け上手をうたう友人がいる。

 しかし、その友人には私の部屋を見せたことがない。

 片付いていない部屋を見られることが恥ずかしいから。

 片付けたい気持ちはある。

 友人に頼もうか迷っている。

 どうすればよいか教えてほしい。」




これは「片付け無料相談」での質問ありがとう



清察としての回答は、


「ひとりで少しづつ片付けること」をすすめる。



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この質問では、

2つの思いがぶつかり合ってしまって、

悩みが生まれている。


片付けたいという片付けにおいてのポジティブな思い



友人に片付けられていない自分の部屋を見せたくないというネガティブな思いだ。



それらの葛藤、対立があることは分かる。




どちらも自然に生じる思いだ。


tukasatani.hatenablog.com

 

 では、



自分以外の人のモノはすべてゴミに見えることや

このことを理解していない他人が

片付けに介入してくると、

片付ける部屋の持ち主の価値観ではなく、

介入してきた人の価値観が、

押し付けられる場合が多いことを説明した。



自分が持つモノを決めるのは

自分、自分の価値観
である。

それが幸せなモノに囲まれた部屋のために

有効な武器である。



だから、

そこらへんにいる

片付け上手を自慢するような人に

片付けを頼むことを清察である僕はすすめない





どれくらいの関係の友人かわからないが、

気軽にお願いできそうな友人とはいえ、

他人に自分のプライベートな部分を見せることは

ある意味危険をさらすことになるし、

今後の友人とのかかわりにおいて支障が出るかもしれない



親しい仲であっても、

人間関係をよく考え、

適切な距離をとろう。

その友人に頼むことを「迷っている」

という事実がある以上、

自分の部屋を気軽に見せられる友人

ではないのではないのだろうか。




片付けは無理をする作業ではない。

片付けは楽しめる作業であり、

自分と向き合う大切な作業である







友人に頼まないし、

片付け業者にも頼まないとなると、

一人で片付けることになるだろう。



それでいい。

時間の余裕と片付けるやる気があるなら

自分の価値観で、

じっくりひとりで片付けよう




それにつけ加えたいことは、

その片付け上手の友人に片付けの助言を求めることだ。

部屋に招きたくないのなら、

招かなくてよい。



電話でもメールでも、

カフェで一対一で直接でもいいから、

友人に聞きたいこと、知りたいことを聞けばよい

もし友人の家に入れることが許されるなら、

訪問して、どのような片付けの工夫があるか、

メモしてこればよい。


友人が許す限り、

これを繰り返そう。



あとは、

片付け上手を自慢する人は

インターネット上のブログや出版本などで

いくらでも”見てちょうだいアピール”をしているから、

ちまちまとでよいから、

その片付けのヒントとなる内容を

ながめて、

自分の部屋の片付けに適用できそうなことをメモして、

実践すればよい







片付けるやる気はそのままで、

自分と友人との心地よい関係、距離を保ったままで

ひとりで決める、判断する片付けをすすめる

 

 

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