片付け原則 「1番目に衣類を片付ける」
片付け原則 「1番目に衣類を片付ける」
清察である僕と片付けをするときは、1番目に衣類を片付ける。
清察との片付けには順番がある。
①衣類
②本
③書類
④小物類・その他(居間、寝室、客間、廊下)
⑤玄関のモノ
⑥倉庫(押入)のモノ
⑦キッチン用品
⑧バス用品
⑨トイレ品
⑩思い出の品
②~⑩までのモノの片付けの順番は、
部屋やモノ、依頼人の理想の部屋・要望などにより、変動することがあるが、
基本は、この順番で片付ける。
しかし、①衣類を1番目に片付けることは原則である。
これにはいくつか理由がある。
A. 1つだけでも大きいため、モノの量が多いことを体感しやすい。
・すべての衣類を出してみると、自分が把握していない衣類などが出てきて、
衣類全体の量が多いことが体感できる。
B. 片付けを終えると、自分の「ときめき」の基準が安定しやすい。
・衣類は、本来、体を守るため、あたたかさを得るためのモノ。
しかし、好みのデザインで衣類を手に入れたものが多いことがほとんど。
・自分の好みが出やすいモノほど、「ときめいている」ことが多い。
・幸せを感じるモノを選ぶには、「ときめき」と「使用」の基準を安定させなければならない。
「使用」よりも基準を安定させることが難しい「ときめき」の基準を安定させるためには、
はじめに「ときめく」モノにより多く触れて、「ときめき」とは何かを実感し、
自分なりの基準を定めるべきである。
(片付け原則 「モノへのときめきを知る」)
C. 収納があらかじめ決まっていることが多いため、収納に困って挫折しにくい。
・クローゼットがあれば、ハンガーにかけるかたたんで持っているタンスに入れるかであるし、
押入であれば、タンスに入れる。
・最初の片付けで、収納に困っては、挫折しやすい。
D. 衣類以外の片付けの作業スペースを確保しやすい。
・衣類をすべて1ヵ所に出すことから始める。
・衣類すべてを広げるとなると相当な広さが必要になる。
・衣類全てを広げられるスペースを作ってしまうと、
あとの②本、③書類などなどのモノを広げることは容易である。
以上の理由によって、衣類は、片付けモノ界のトップランナーなのだ。
片付け原則 「1番目に衣類を片付ける」