片付け原則 「理想を共有する」
片付けの原則とは、”片付け祭”のときに守るルールのことだ。
ここでいう片付けは、片付けてみようと思った人がはじめて部屋全部を片付けるときの片付け=”片付け祭”である。
普段の整理整頓のことではない。
ルールであるから、守るべきものであり、”片付け祭”が終われば、自分で変えたらよいと思う部分は変えていってもよいものである。
まずは、僕の決めたいくつかの片付けの原則にしたがって”片付け祭”を終えてもらう。
ではさっそく、ひとつの原則を説明しよう。
片付け原則 「理想を共有する」
つまり、片付けた後の部屋の様子と、自分の生活の様子を理想に描き、それを箇条書きにして書き出したり、イラストにして可視化=見える化するというものである。
可視化したものを片付けの手伝い人と確認し、共有する。
これが、片付けの原則だ。
この原則は片付ける前に特に重要となる。
理想=ゴールがないと、片付ける方向性が定まらず、片付けの区切りをつけることが難しく、挫折しやすい。
また、他人と理想を共有することは重要だ。
だから、他人と一緒に協力して片付けることが前提となる。
他人の目が入り、自分では気づかなかったことを指摘されるかもしれない。
もちろん、手伝い人が片付けを手伝う上での進め方の方針を決めるために必要なことである。
片付けの方向が理想とずれそうなときに、手伝い人は片付けの前に確認した理想をもとに、方向修正することになる。
片付け原則 「理想を共有する」