片付ける人
僕が片付けを依頼されるわけであるが、僕が片付けをするわけではない。
誰が片付けをするのか。
もちろん依頼者本人だ。
僕は片付けの諮問=コンサルティングをする人であるだけで、依頼者の片付けへの助言、手助けをするだけだ。
片付けるのは自分なのである。
業者にお願いする片付けは、片付けの目的を十分目指しているとは言えない。
幸せな生活を目指すという目的達成のためには、依頼者本人がものと向き合うことが欠かせないのだ。
と同時に、依頼者本人のやる気がなければ、片付けは行わない。
片付けが最優先な状態でないと、片付けない......とまでは言わないが、「片付けたい」と思っている人からしか依頼は受けない。
「片付けなければいけない、恥ずかしい」という思いでもいけない。
差し迫られて片付けるものではない。
自然に片付けたいと思えたときに片付けるのだ。
なぜなら、片付けとは、捨てることではなく、大事なものを残して、大事なものにかこまれた生活を送るためにすることだからだ。
「自分自身で片付けた後のスッキリとした部屋を想像してみよう。」と言われて想像してみたとき、すぅーーーっと片付けるやる気が出てきたら、君は片付ける人なのである。
①片づける人=自分自身だ。
②片づけるやる気が出てきたら、片付ける人だ。